インカの聖なる谷・ウルバンバ


1:3700mの高地に広がる畑−1

クスコからウルバンバに向かう途中の山越えで、3700mの高地に達した時こんな風景が目の前に広がっていました。私の知っている3000mは、岩と砂礫ばかりで、僅かばかりの砂地に小さな植物がへばりつくよう生えているそんな世界です。大げさですが、アット驚きました。高く繁っている木は”ユーカリ”です。元々この辺りに生えていた樹木”ケウニア”を、スペイン人たちが燃料として切り尽くしてしまい、その跡に植樹した物だそうです。土地にあったのか良く繁り、今では厄介物的存在だそうです。