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例によって、出発前に「旅のしおり」が届きました。所が、たいそうなことが書いてあるんです。
◇持ち物
●帽子、サングラス、日焼け止め（紫外線は日本の7〜10倍）・・・南極のオゾンホールが近いから？
●虫除け(但し、日本の虫除けは余り効果がありません)・・・最近蜂に刺されると、腫れ上がるのだけど？奥方は「何処でもベープ」を持っていきました。
●レインコート(ニュージランドの国立公園では、傘を差してのハイキングは禁止されています)。・・・いくらゴアテックでも内側からムレて嫌なんだけど・・・・。まあ仕方ないか。
＊＊ご注意＊＊
ニュージランドでは、特有の生態系を守るため外国からの動植物および一部飲食物の持込を規制しています。又持ち込み手荷物には申告の必要なものもあり、もし権益方に違反すると厳しく罰せられますのでご注意下さい。
ニュージランド入国時の検疫検査では、以下の＜持ち込み時に検査の必要に該当する食品・動植物＞をお持ちの方は、係官に全てを提示しての検査になります。予め、機内預け荷物にはいれず、持込手荷物にされることをお勧めします。
＜持込が禁止されている食品・動植物当一例＞
●生たまご・・・まあ、納豆を食べないからいいか。
●蜂蜜（関連商品を含む）・・・なぜ？自分の所はマヌカハニーだとか何とか、お土産にしているくせに!!!
●みかんなどのかんきつ類、生果物・・・これも良し。
●ナシ、リンゴ等の苗や切枝、ばらの切花・・・園芸屋じゃ無いからＯＫ。
●食用キノコ・・・シイタケやマイタケ、こんなものもって行く人がいるの？
●生野菜・・・機内食の食べ残しの野菜サラダも駄目なの？
●麦、わら、やしの葉、サンゴ、べっ甲、象牙、およびそれらを使用した工芸品・生花で作られた首飾り
・・・麦藁帽子は駄目なんだ。べっ甲縁の眼鏡、サンゴのタイピンも駄目だなー。
＜持ち込み時に検査が必要なもの＞
●果実（冷凍・ドライフルーツ）・・・レーズンパンはどうなる？
●生ナッツ類、ハーブや香辛料・・・こんなものは持って行きません。せいぜい醤油かそばつゆです。
●肉（生、冷凍、燻製、缶詰）
・・・サンドイッチは駄目だね。
●たまごを使用した製品（インスタント食品を含む）
●麺や米およびこれらを材料とする食品（インスタントを含む）
・・・この2項目はきびしいねー。インスタントラーメンやおかきも駄目なんだから。
●植物、竹や籐を使った製品、松かさ、ポプリ･貝殻
・・・兵庫県の出石町で買った柳行李の弁当箱、通気が良くて変形に強いから、毎回もって行くんだけど・・・。
●乳製品（子供用の粉ミルクも含む）・・・これは困った。コーヒーにミルクを入れると下痢をしてしまいます。ブラックでは駄目です。だから日本から生クリームを粉末にした○○○○と言うやつを持っていくんですが、あれも元は牛乳ですね。
●使用済みのキャンプ用品（ブーツを含む）・水・その他
＊ハイキングシュズも検査の必要があります。シューズに付着した泥や土は、綺麗に洗い流して置いてください。・・・せっせと洗います。
「Mr.法規」と呼ばれるくらいに、法律遵守を旨としている私にとっては、難題が山積です。
結局、素直に守る事にしました。
●過度な宝飾品は身につけない。
●日よけ用の麦藁帽子は諦める。
●虫に刺されないように気をつける。
●ウインドヤッケにたっぷりとシリコンをかけて防水を効かせ、レインコートは着ない。
真面目な所、ミルクの代用品は、植物油の物を調達しました。
シューズは、小さな布袋に入れて別に持ち、お菓子類はバックパックに小分けしたものをダミーとして入れて置き、入国時の手荷物検査で、これを出したら即ＯＫ（別のお菓子も持っていたのですが）。奥方は真新しいトレッキングューズでしたから「Very good
!」でした。 |
