東京湾アクアライン　１９９８年９月１３日

　息子の剣道の試合を見に千葉市まで行きました。高校生の試合
は午前中に終了したため、天気もいいし、折角バイクで千葉市ま
できたので「うみほたる」に行くことにしました。

　館山道自動車道を走るのは始めてです。この高速道がない頃は
国道１６号線を走ったものです。１６号線はいつも渋滞していた
ので、今日は高速道路がやけに快適と感じました。

　木更津ジャンクションから東京湾アクアラインに出ると、もう
ほとんど車の影がありません。左右に海が見えてきました。まだ
真新しい道路です。東京湾のど真ん中に行くのだから多少は距離
があるだろうと勝手に思いこんでいましたら、あっという間にパ
ーキングエリア「うみほたる」に到着。

　車が５００ｍほど駐車するために並んでいました。やれやれバ
イクも並ぶのかな、なんて殊勝なことを思っていたら、遠くの方
で係員が別の走路を指示してくれて、並ぶ必要もなく駐車も快適。

　「うみほたる」は縦１００ｍ、横４０ｍの５階建てのビルと言っ
たものです。３階までが駐車場、４階が海産物などのみやげ物屋、
５階が展望デッキ及び飲食店。飲食店は普通の高速道路のＳ・Ａ
のレストランレベル、でも６軒だったか多数あってそれなりに展
望を楽しみながら食事が出来る。

　展望デッキで私は家から持参した、お握り、とうもろこし、梨、
リンゴを食べる。日影のベンチで果物の皮を剥いて風景を楽しみ
ながらで、なんだか愉快な気分。

　しばらく居て川崎側に向かう。そこから東京湾の海底に潜るの
だが、まるで関越トンネルに入る気分。ここでも走行する車は少
ない。東京湾アクアラインは距離とすれば２５Ｋｍ位でわずかな
ものです。そこで一般車は４０００円、バイクは３２００円なの
で不評のようです。

　川崎に渡ったらそこは普通の車が混雑する日常の世界。まあち
ょっとした観光旅行でした。

　「うみほたる」のにはウミネコやカモメが定着しているようで、
多数飛んでいました。




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