2018年12月15日(土)から12月17日(月)香港

38年ぶりの香港である。

前回は、あと19年で租借期限が切れる時期の香港。今回は中国に返還後19年経った時期に訪れることになった。
英国から中国に返還された時、英国の軍隊に変わって人民解放軍の兵士が進行してくる場面を
ニュースで見た。

中共(中国)に批判的な書物を置く書店主が5人も失踪した。
尖閣諸島に香港の活動家が上陸を画策。
そんなニュースに、香港はすっかり中国共産党に乗っ取られたと思っていたので
行きたいとは思わなかった。

でも行ってびっくり。
人の集まるターミナルで、中共では非合法とされ徹底的に弾圧されている「法輪功」が反中共の
宣伝をしていた。「法輪功」秋葉原でもよく活動しているのですぐわかった。

香港で使われている漢字はすでに中共のあの簡体字になっていると思っていたら、全部、
台湾と同じような繁体字であった。

道路はイギリスと同じ左側通行。これも中共は右側通行。
沖縄が返還された時は、日本本土と同じ左側通行に変わったのにね。
香港では日本と同じ左側通行とは言わないらしい。英国と同じと言うらしい。

ところで、日本の車の左側通行は英国に習ったものではない。
昔の武士は、左の腰に差した刀がぶつからないように、すれ違う時はお互に左によけて通行していたから。
江戸時代の絵を見てもそれがわかる。

あのテレビで見た人民解放軍は見られなかった。
それより港湾の警備はテムズ川で見たのと同じゴムボートに乗っていた。
まだ英国の影響が強いと思うが、西洋人は非常に少ない。

香港はまだ中共とは一線画す自治権があるのだと思った。




香港には大陸から年間4700万人の観光客が押し寄せるとか。

爆買い客が押し寄せているからか、繁華街はものすごい活気を感じる。
ものすごい経済効果だと思うが、ガイドが言うことにはものすごく評判は悪い。
日本は2018年に訪日客が3000万人に達したらしい。

38年前は貧しい人々がビルの上までバラックを建てて住んでいると感じた。
洗濯物が道路に投げ出した竿にたなびいていた。
今は40階建て以上の綺麗なビルが林立している。

香港の夜景を見にバスで山に登ったが、谷底から山の上に伸びる高層ビルにびっくり。
昔ながらのビルの上に更にプレハブを建てているビルはあったが、ホンの少しだけであった。。
洗濯物を物干しに吊るし道路に向けて出している路地は今回は見なかった。。

山のてっぺんまで開発されている。
香港島の南側の島のロープウエイは3つぐらいの山の頂上の上を行く。
箱根のロープウエイの3倍はありそう。開発がすごい。
(後日、新潟の苗場スキー場から、かぐらスキー場を結ぶゴンドラ全長5.5Kmに乗ったが、これもすごい。)

面白いことに結構高いビルの建築現場の足場は竹であったのを目撃した。
ガイドの言うことには、台風にも負けないとか、竹の足場は相当の技術があるようだ。

 

 

今回のツアーの代金は北海道や沖縄旅行くらい安い。
新聞の広告によると香港政府観光局の補助があるらしい。
日本人観光客は一頃の半分なので、これを呼び水にしたいのかな。

安いツアーなので、免税品とかの店に缶詰にされると思ったが、しつこいことは無かった。
寝具店に連れて行かれた時、枕を勧めに近寄ってきた店員が居たが、軽く拒否したら
それっきりだった。

安いからホテルは多くは望めないと覚悟していたが、2つのスーツケースを広げても苦にならず
、清潔で日本のビジネスホテル広くて良かった。

ホテルは今年できたので、新建材の香りがする。
6畳くらいの広い洗面所にトイレとシャワーがあったが、トイレに間仕切りがなかった。

食べ物は朝昼晩と付き、結構うまかった。

飛行機はLCC。エアバス320 6席かける32列 192人
座席幅はギリギリのサイズ。飲み物も食べ物も全て有料。
海外に行くのに座席にはモニターも音楽などを聞く装置もない。

でもいいな、皆平等。全席エコノミー。
皆同じということはストレスがない。
トイレに立つのでも気持ちよく退いてくれる感じ。
せまくたって4時間ぐらいボーッとしていれば、そのうち目的地に着く。

香港はどこへ行ってもトイレは無料。
海外ではこんなことは珍しい。たいていどこのトイレでも掃除する人が居て小銭をとってる。
本当に日本人から見ると、そういうことが実に腹立たしいから、香港は好ましい。

帰りの飛行機の席が窓際だったために、タブレットとスマホのGPSが機能したので航跡を追った。
香港ー台湾ー沖縄の北、東シナ海ー日向灘ー足摺岬ー伊豆半島の南ー新島付近で
やっと進路を北に変えて成田に向かった。

成田でも香港でも出入国の審査は激変していた。
顔認証だけでパスポートにスタンプを押すこともない。


この間、役所に書類を出したときにハンコがないのでつっかいされた。
本人のサインがあるのにねー。署名とハンコどちらが信頼があるの。
ハンコなんて百均で買えるのにねー。
そんなことしていたら香港に負けるよ。

たった2泊3日だったけど、「百聞は一見にしかず」とは良く言ったものだ。
左側通行を堅持。簡体字になっていない。法輪功が街で宣伝していた。
これだけでも随分と認識を新たにさせられた旅行だった。

終わり







成田第三ターミナル出発 バニラエア A320





香港 オーシャンターミナル 





ビクトリア・ピーク





格安にしては部屋は悪くない。





高層ビルが林立している





市場の真ん中を路面電車が走る。





建築現場の竹製の足場。強いらしい。





朝食は中華粥 実に美味い





アバディーン 水上レストランの背後に高層ビル
38年前はレストランが不夜城のごとく海にそびえていた感じ




サンパン船乗車 湾内周遊





スタンレーマーケットを望む





香港島から九龍まで船に乗る





何が書かれているかわからないが、言論の自由は健在なのか


法輪功は中国に非合法とされ弾圧されている
香港はすごい。負けないね。
香港の活動家が尖閣諸島に来るなんて、何かウラを感じる。



マクドナルのトイレを借りた。
手前の子どもたちはゲームをしている。




昼ごはんは 飲茶





フラワーマーケット





バードガーデン
小鳥用の昆虫を売っていた





天后廟の隣





夕食 北京ダックが出た 格安なのにねー





オープントップバスからイルミネーション鑑賞





シンフォニーオブプライツ 
九龍側から香港島側を望む光の一大スペクタクル




ホテル界隈早朝散策 古い町並み
危険は感じられない香港は安全な街のようだ




SKY100展望室




SKY100展望室から




昼はワンタン麺 マンゴープリン
うまかったー




空港でA380を見た
マルタ島からの帰りにイスタンブールから乗った
2階席だったが座席幅は広かった






空からの香港、また来たいなー







            
                     
カオルーン側から見る、海峡を隔てた香港島の光のショーは驚いた。
毎夜繰り返されるとは・・
毎夜、香港島の高層ビルから夜空にレザー光線が放たれます。
壮大なドラマのようです。これは人々を楽しませますねー。
昔、東京駅の改装なった建物にレザー光線を当ててショーを行おうとしたら
警察から不許可になった。

香港在住の知人の携帯に電話しようとたが、ものすごい人の波にガイドを追いかけるだけで精一杯。
いやー香港はエネルギッシュ!

モバイルバッテリーを持って出たが、接続端子を忘れた。
アバディーンの海上に不夜城のごとく聳えていた水上レストランは、後ろの島にできた高層ビルに
埋没している感じだった。びっくり。

富士山の柄のtシャツを着ていた西洋人に「ふじさん」て声かけたら、「おはよー」だって。
レストラン、水が無料。お茶が無料。ヨーロッパではありえない。

馬鹿みたいにクラクションを鳴らしている車があった。運転手は若者。中国人だな。
寒くて衣服に苦労。東京近辺より数度気温が高い程度かな。

治安の悪さは感じなかった。
昔行ったロンドンでは商店に鎧戸、街の監視カメラに死角は無かった。


ツアー参加者 16名
中華料理はだいたい円卓で料理を前にして自然に会話することになる。

夫婦1 リタイヤ 25年前4年間香港に住んでいた。
夫婦2 鶴ヶ島 リタイヤ
夫婦3 奥さんはしゃべる。
夫婦4 38年前に香港マカオのツアーできた。深センにも行った。38年前のツアー代金 一人17万円。

母娘3人組 娘は10代後半、20代前半、グレードアップしたホテルに宿泊 常識的なお嬢さん
親子3人 子供は20代前半女性 キラキラしている。
一人参加の女性30代なかば、背が高い 175cm?
一人参加男性 心臓手術した 66歳

現地ガイド 陳さん 大陸から来たのではない香港人だと言っていた。
聞き取りにくい日本語でよく喋る。日本のことをよく知っている。

香港の住宅は驚くほど高い。寝床を確保するのも大変そう。

東京23区の半分の面積に800万人住んでいる。

 

地盤は岩山なので強固。

ビルのドテッパラに道路が貫通している所もあった。

バスの中で土産物を買った。まあしかたがないね。

絹製品や。日本の団体客が大勢で、私までは声掛けない。

免税店、私は品物も見ない。神社の御札売で鍛えたからね。

知人のカメラを持ってきたが使い方がイマイチ。準備悪し。
スマホが一番楽チン。でも電池がなくなってきたので、途中節電のため電源OFF。

GPSで今どこにいるかわかるのは時代が進んだな。

38年前に行ったタイガーバームガーデンはどこだ。なくなったとか。

香港への日本人客は最盛期の半分ぐらい。

大陸から年間4700万人来るとか、それが本当と思える人出だ。

帰りの飛行機の座席は前から4番目に座った。預けた荷物がすぐ出てきた。

成田空港第3ターミナルはプレハブ。簡素簡素。

近代的なビルまで風水の影響があるなんて笑っちゃう。

パスポートに出入国のスタンプが押されなかったのは始めてだ。


成田空港での交換レート(12/12)
1香港ドル 16.96円 買い取りは1香港ドル12.20円

2018年12月15日(土)から12月17日(月)香港
#<香港政府観光局×阪急交通社共同企画>(燃油なし)
華麗なる光の競演★ロマンチック香港3日間

トラピックス
集合 2018年12月15日(土)8:05 カウンター受付開始は 7:35
集合場所 成田第三ターミナル 団体カウンター 阪急交通社受付カウンター

往路  バニラ・エア JW0303便  成田発 10:05  香港着 14:50

--------------------------------------------------------
12月15日(土)
オーシャンターミナル

夕食 広東料理

ビクトリア・ピーク
--------------------------------------------------------
12月16日(日)
朝食 中華粥

スタンレーマーケット

アバディーン

サンパン船乗車 深湾回遊

春映街

昼食 飲茶

寝具店

民芸品店

DFS 革製品 単なる集合場所だった

フラワー市場 

バードガーデン

翡翠市場 たくさん店がある中の通路をただ通過しただけ

天后廟

軽食 香港式ハイティー

夕食 北京料理 北京ダック

オープントップバスからイルミネーション鑑賞

シンフォニーオブプライツ 
九龍側から香港島側を望む光の一大スペクタクル
--------------------------------------------------------

12月17日(月)
ホテル界隈早朝散策

SKY100展望室

香港歴史博物館

昼食 ワンタン麺・マンゴープリン(糖朝)
--------------------------------------------------------

復路        JW0304  香港発 15:40  成田着 20:45


 


            



メニューへ戻ります