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このたった2枚の紙切れが、人間の持つ本能の狂喜乱舞を呼び起こす魔法の招待状。
「SEASON SEAT(年間指定席)」の文字が“葵の紋所”の如く、燦然と輝きを放つ!
暑さに茹だるだけの“夏休み”を過ごす夫婦に奇跡を起こした。
無料プレゼントしてくれた妻の友人Hさん、本当にありがとうございました。 |
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JR新宿駅総武線ホームにて。
照りつける夏の午後の白い陽射しを受けるビル、サウナのような空気の中、汗を拭き拭き労働に勤しみ日本を支えるサラリーマンの姿。
・・・ワシら夫婦は、これから野球見物だも〜んねっ♪ |
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カッコ良くホームに入場する先頭車両を撮ろうとしたら間に合わなかった。
あえなく、意味不明に中間車両が写る。
動いているからブレてるし。
なんとなく、不吉な前兆を感じる・・・。 |
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試合開始まで2時間近くあるせいか、混雑とは程遠いJR水道橋駅西口前の風景。
ここがジャイアンツファンの聖地「東京ドーム」へ最短距離で繋がる「天国の門」・・・にしては、異様にショボ過ぎる!
“後楽園”の頃から大して変わってないと思われ。
水道橋駅のホームは前後端に出口階段があるが、構内放送では、
「前後どちらからでも東京ドームへ行けます」
田舎モノを騙くらがそうと大嘘を繰り返しアナウンス。
まあ、確かに、辿り着けない事は無いけれど・・・新宿から到着した場合、先頭車両側出口を使うと、圧倒的に不利である事は言うまでもない。 |
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TV中継等でお馴染みの東京ドーム正面。
美しくライトアップされる夜とは、また一味違う趣がある。
クソ暑い中、ケータイとは云えデジカメをモロに構える姿は、完全に「おのぼりさん」丸出しだった・・・この背後に腰までの仮設柵があり、その向こうはビアガーデンになっている。
もちろん、すでにビールをグイグイ空けている客もいた。
・・・そんな事は、どうでも良い!
2年ぶりに来たぜぇい、東京ドーム!
待ってろ、ヤクルト・ナイン!
外観を眺めただけでこれだけ盛り上がれる建物は、他には「皇居」くらいだろう・・・この時点でハートだけは気温以上に熱く燃えたぎるオレ様。 |
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財布の中身が幾らあっても足りない、恐るべき“お土産や”「TO:DO」。
ありとあらゆる“ジャイアンツ・グッズ”を完全網羅した揚げ句、他の11球団すべてのグッズも品揃えする、野球少年のオトーサン&オカーサン泣かせなショップである。
実際、店内でダダをこねる聞き分けのないガキどもは後を絶たず、時折オカーサン達の金切り声が木霊する・・・とにかく、老若男女が我先に商品争奪戦して地獄絵図を展開する、ある意味心霊スポット?
写真右側が入口で、左端の更に左側に出口専用ドアがある。
混雑時には、入場制限あり。 |
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偉大な世界のホームラン王にして、たかだか“中畑清”ふぜいに「ワン公」呼ばわりされた、台湾では二宮尊徳に代わり校庭に銅像が建てられる(未確認)努力の人、「サダハル・オー(王貞治)」の名を冠したプレート。
諸君!
東京ドーム訪問の際には、必ずこのプレートの前で一礼すべし!!
下側、左方向に歩くオッサンは無関係・・・。 |
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最近は「長嶋ジャパン」として有名な、不世出のミスター・プロ野球「長嶋茂雄」のプレート。
その後、お加減如何でしょう?
病に倒れ、アテネでの陣頭指揮叶わず、本当に残念でした。
事ある毎に日本球界のみならず、処遇、一挙一投足に日本全土を揺るがす貴方様が、何故今だ「国民栄誉賞」を受賞出来ずにいるのか不思議で堪りません。
やはり政府は、没後に贈与する腹づもりなんでしょうか。
諸君!
東京ドーム訪問の際は、必ずこのプレートの前で三顧三礼を忘れずに!! |
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1Fコンコース・バックネット裏方向から、試合開始前練習中グラウンドに軽く挨拶。
来たぜぇ!東京ドーム!! |
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いよいよ着席。
すんごく良い席で驚く!
3塁側ベンチの上方向、グラウンドから約15メートル位で、外野への見晴らしも良好。
オマケに、後ろはすぐ通路で至極便利。 |
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着席のまま、ホームベース方向を望む。
まだまだヤクルト練習中。
“狼 Tシャツ”の兄ちゃんの隣、私の見たところプロコレクション・ユニフォーム(推定価格 ¥26,250税別)を身に纏う「MARUSAN(マルサン)」こと背番号「03」野郎が、この後大暴れして「元木」以上のクセ者だったとは・・・この時はまだ、知るよしもない。
手前のボッチャンの右隣に座る若いオトーサンも、しっかり“清原”仕様のビジター・レプリカ・セカンドユニフォームに身を固め、既に臨戦態勢。
試合開始まで、まだ1時間近くありますが。
周囲に座る方々、皆それぞれ本気です・・・オイオイ、ここは確か3塁側スタンドの筈だぞ?
ヤクルト・ファンは何処だぁ〜。 |
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試合開始直前の守備練習する「元木(背番号2)」と「小久保(背番号6)」。
ハーフ・ズームで、ややピントが怪しい。
間にネットもあるし、ケータイのデジカメ・AFではこれが限界。
筋肉の躍動を感じさる引き締まった体を持つ小久保選手は、男の目から見ても惚れ惚れする。
ああぁぁ、抱かれたらどうしよう・・・(笑 |
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エクスプラズマを曳く、謎の飛行体。
広告用RC飛行船を撮ろうとしたら照明に懸かってしまいました。そんだけ。 |
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下から見上げたRC飛行船。
ドーム特有の気流が渦巻いている筈なのに、器用に飛び回ります。
RC艦隊氏、アルバイトで操縦係に応募してみない? |
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先発は、ジャイアンツが高橋尚成、ヤクルトは藤井。
打撃戦の予感が色濃くしたが・・・結局ハズレます。
・・・手ブレが止まらず、画像もかなり粗い。
やはり、ケータイのフル・ズームじゃ、これが限界。 |
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丁度真正面が、熱狂的ジャイアンツファンで埋まるライトスタンド。
試合開始前から、楽しそうに応援合戦やってました。
「SECOM」と「UCカード」の間、「ヘーベルハウス」の広告の下に応援団旗が2本翻える。
スタンドの埋まり具合は、う〜ん、まだ6割くらい。 |
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試合開始直前アトラクションも佳境、オレンジ色の“着ぐるみ”ジャビット5匹(5人?)と、「チーム・ジャビッツ21」のおねいさん達の登場です。
場内やんやの喝采。
既に2杯目のビールに突入したマルサンと「狼」が、腕をブンブン振り回しながら踊っていた。 |
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ジャビ子、いや失礼、シスタージャビットがネット越しに逆ナン中の図。
ヤクルト側観客席にも拘らず、一生懸命愛嬌を振りまきます。
レフトスタンドからヤクルト応援団の野次、
「ジャビ子ぉ〜!愛してるぞぉ〜!」
不気味な声が飛ぶ・・・。 |
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3回表が終了、「1−3」でヤクルトがリード・・・。
投げてみないと好不調が分らない困ったちゃん投手の高橋尚成、案の定立ち上がり初回、あっさり古田に3ラン・ホームランを喰らう。トホホ。
2回裏、小久保がライトスタンドへ36号ソロホームランを放ち反撃開始。
とりあえず、ビックリして目が覚めた高橋尚成はまともなピッチングに立ち直る。
マルサンと「狼」、売り子のおねいさんに気安く声を掛けまくり、既に4杯目のビールを飲んで騒ぐ。
特にマルサンが挙動不審気味なアクションを繰り返す・・・試合終了まで持つのだろうか? |
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4回裏、ローズがレフトスタンドへ39号ソロホームランを打ち込み1点差に迫り、5回に入るところで再び「チーム・ジャビッツ21」のおねいさん達登場!
その間を利用してグラウンド整備。
スタンドはほぼ満席、立見席にも人が溢れる状態で満員御礼。
振り付きで、伝統あるジャイアンツ応援歌「闘魂込めて!」を場内一丸となって大合唱!
おねいさん達、またしても、やんやの喝采浴びる。
この後、7回裏が始まる前にも登場した。
マルサンと「狼」、ビール5杯(1杯800円ス)は飲んでおり、酩酊のせいで滅茶苦茶に声を張りあげ、またしてもダンシング。
膠着した試合展開よりコッチの方が数倍面白くなってくるが、ホームベース方向の視界が狭まり、大変迷惑。 |
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大変見辛い画像でお詫びいたしますが、結局そのままジャイアンツは「2−3」でヤクルトに負けました。
エ〜ン・・・。
「隅一(すみいち)」ならぬ「隅三(すみさん)」の負け。
ことごとくチャンスを潰しまくった仁志、清水、二岡が今夜のA級戦犯。
ああぁ〜、初回の3点さえ取られなければ・・・高橋尚成のバカバカ、バカ!
マルサンと「狼」、ビールを都合6〜7杯呑み、ゲロこそ吐かずにいるが、最早ヘベレケ状態(苦笑
弁当、お菓子やつまみを盛大に食い散らかし、肩を組みヨロヨロ退場して行った・・・大丈夫なのだろうか?
本日の反省点
1)東京ドーム名物の弁当を撮ろうと思っていたが、腹が減ってガッツキ気味に掻き込んでしまった為、絵が無い。
2)試合開始前はデジカメ撮影にも余裕があったが、試合開始後夢中になり、それどころで無くなった。
3)好い気になって50枚近く撮影したら、さすがにケータイのバッテリーが切れてしまい、帰路のエピソードを記録出来なかった。
まあ、久々の「東京ドーム詣で」は気分転換になったし、入手困難な良い席で見れたし、それに何よりタダだし(笑)、75点の一日でした。
えっ?−25点の理由?
当たり前でしょ、ジャイアンツ負けたんだから!! |
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