トツゼン Australia! ビックリ CoralSea!

2001年秋。衝撃的な事件が起こり、しばらく海外は無理だろうな。。。と思っていた矢先に、格安GBRダイブクルーズのお話しが。情勢を考えると安易に「格安」に惹かれてはいけないわけで、、、でも潜りたいわけで、、、で、やっぱり行ってしまったGBR!

2001年11月2日(金)⇒ 3日(土)

夜。カンタス航空にてGBRの玄関口であるケアンズへ。
約7時間40分の空の旅。 時差は1時間なので、11/3(土)翌早朝にケアンズ到着。
ホテルでの仮眠もそこそこ、シャワーを浴びてスキッリお目覚め。すでに海外モードである。
ホテルは中心街から少し離れたところ。お散歩がてら朝ご飯の調達に街へ繰り出す。通りは広いけど、ただ広いってだけで、のどかな印象。
ターキーのサンドウィッチとフレッシュフルーツジュースでおなかを満たしたら、
そう。今日は観光。

「Kuranda(キュランダ)」はケアンズ近隣ではポピュラーな観光地。キュランダはお山の上。スカイレールと呼ばれるケーブルカーに乗る。眼下には熱帯雨林が広がり、カラフルなインコや青いチョウチョウが舞っている。そのまま視線を上げていくと水平線が見える。GBRだ。なんか不思議な光景。
スカイレールを乗り継ぐ途中は遊歩道。ガイド説明付で熱帯雨林を散策。
さあさあ、ようやくキュランダ到着。う〜〜〜ん。こじんまりしたテーマパークって感じ。でも、オージーチックなお店がたくさん。ウィンドウショッピングは楽しい。
ここで一番有名?なのはアイスクリーム。特にラムレーズンがすごい。なにがすごいってアルコール度数。アイスじゃないよこれは。酔っ払ってしまった感じで、楽しい!
アーミーダックにも乗車(乗船?)。もともと軍で使っていた水陸両用車。ドライバーのおじさんがお決まりのアクションを取ってくれる。ブレーキが利かなくなったとか、コースじゃない道に行っちゃうとか(でもそれがコース通りなんだけど)、水没してくるとか、、、ワカッテイテモケッコウタノシイ。

ランチからビールを飲んでご機嫌。午後はオーストラリアお決まりのカンガルー&コアラとご対面。ウォンバットも大きくてビックリ。

帰りは、キュランダ鉄道で山を下る。かなりの断崖絶壁のところもあったりで、これまた観光気分いっぱい。

写真はこちら!


夕食はケアンズの中心街にあるシーフードレストラン。ロブスターやカキ、なんとカンガルーのステーキまで。さっきはカワイイといって写真を撮っていたのに。でもそれはそれ、これはこれ。
この後、船に乗るのがわかっていながら、ワインは2本目。数時間後に後悔することになるとは誰も予想していなかった? いやいや、わかっていた筈。

いよいよダイブクルーズスタート。またまた懲りずにビールじゃんけんを始めて、2次会突入。この先は記憶喪失。意識が戻ったのは、船の揺れがひどくなったから。GBRを越えるって相当なもの。2段ベットの上に寝ていたらおでこが激しく天井にぶつかる。胃の中も激しく回転。急いでデッキにあがったら、全員お揃いで。

11月4日(日)

明け方ようやく目的地 Coral Sea Holmes Reef 到着で、揺れが収まる。
ケアンズから東へ240km。日本-ケアンズ間(もちろんAirだけど)と同じくらいの時間を船で移動した。そのうち5時間は大揺れ状態だった。。。

1本目まで1時間くらい眠る。
時間が過ぎるのは早い。グロッキー状態のまま6時半にはタンクを背負っていざEntry!
ひゃ〜。青い青い、透明、透明。

CoralSea   Holmes Reef

Point

Dive Time

水深
MAX/Ave.

透明度
↑/↓/⇔

気温/水面/水底

Condition

Nonki Bommie

6:42-7:15
33分間

31m/16.2m

33m/26m/30m

29℃/26℃/26℃

波あり

10:14-10:58
44分間

28.6m/14.4m

30m/25m/25m

29℃/26℃/26℃

波あり

いきなりギンガメの渦。巨大イソマグロ、バラクーダ、パープルビューティやチョウチョウウオが戯れ、南国ダイビング実感&満喫。つかのまグロッキーであったことを忘れる。

Turtle Bommie

14:41-15:29
48分間

25.5m/16.8m

26m/18m/25m

29℃/26℃/26℃

波あり

砂地ポイント。ヤシャハゼと初御対面。レモンチョウチョウもはじめまして。

Amaging

18:53-19:32
39分間

19.3m/10.7m

0m/0m/0m

28℃/26℃/26℃

波あり

ナイトだけど明るいのでカメラを持っての1本。

お昼過ぎまでグロッキー状態は続くが、ようやく持ち直し、この日は4ダイブ。
今朝の悲惨さはすっかり忘れ、美味しいディナーとビールでまたもご機嫌。

11月5日(月)

今朝も目覚めるなり、水着に着替えて、ウエット着て、タンクを背負う。
お目覚めの早朝ダイブ
昨夜はゆっくり眠れたせいか、元気復活。
この日も4本。移動がないから4本潜っても休憩時間はたっぷり。疲れ知らず?

CoralSea   Holmes Reef

Point

Dive Time

水深
MAX/Ave.

透明度
↑/↓/⇔

気温/水面/水底

Condition

Amaging

7:23-8:11
48分間

35m/11m

35m/35m/30m

29℃/26℃/26℃

波あり

It's Amaging! きらいなきらいなばかり。一人で待つのはそれはそれで怖いので、がんばって入る。がんばったのであまり景観や魚は覚えていない・・・

アビス

10:33-11:05
32分間

33.1m/19.3m

33m/40m/30m

29℃/26℃/26℃

波あり

なんと1000mのドロップオフ。吸い込まれそう。

カテドラル

13:44-14:25
41分間

26.7m/12m

27m/35m/30m

29℃/26℃/26℃

波・流れ・うねりあり

またかというほどのナポレオン。大家族がこのポイントで暮らしているらしい。地形もカテドラルの名のごとく、ダイナミックかつ複雑な部分があって面白い。イソマグロの束も出た。

プレデター
Playground

16:37-17:32
55分間

10.3m/7.5m

11m/11m/18m

29℃/27℃/26℃

波・流れ・うねりあり

サメの餌付けショー。餌食となった、たった2匹のコショウダイに群がり奪い合う光景は空恐ろしい。おいおい、そんなに興奮したら砂が舞い上がって見えないよ! とサメ君たちに訴えたかった。

11月6日(火)

クルーズ3日目。GBRに戻ってきた。
海の色が違う。緑だ・・・これが憧れのGBR??
HolmesReefのほうが、ずっとずっとキレイだった。え〜ん、なんでぇ〜という不満を抱いたまま潜水。
ケラマの帰りに大瀬で潜っちゃったって感じ。多分、先にこっちに潜っていたら、それなりに満足だったろうけど。

GBR ミルンリーフ

Point

Dive Time

水深
MAX/Ave.

透明度
↑/↓/⇔

気温/水面/水底

Condition

Whale Bommie

7:13-8:12
59分間

19.2m/12.3m

21m/17m/15m

27℃/26℃/26℃

流れあり

透明度も魚影も気分もパワーダウン。でも、初カニハゼ&初ミカドチョウチョウ

Three Sisters

10:02-10:46
44分間

28.3m/13.6m

29m/20m/18m

28℃/26℃/26℃

流れあり

レインフォースバタフライフィッシュと御対面。これはHolmesには居なかった。

写真はこちら!

夕方。無事、ケアンズ港到着でクルーズ終了。
2日半で10本は満足度高し。
2kg downのダイエット効果もあり。ダイブクルーズ万歳!

今度はCoralSeaの北方面にいきたいにゃ〜。

おしまい。

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