◆◆◆ 知って得する福祉制度 ◆◆◆

関節リウマチになると、日常の動作が不便になったり、医療費がかさんで生活が困難になることがあります。
また、持病があるということで、生命保険に加入できない方も多いのでは?と思います。
わが国では、そんなリウマチ患者のために、いくつかの福祉制度が設けられています。
この機会に、病気のことだけでなく、このようなことにも目を向けていただきたいと思います。


○身体障害者福祉制度
関節が変形したり、日常の動作が不自由になるほどの障害がある場合は、指定医の診断書に基づいて、「身体障害者手帳」が交付(申請は、地域の福祉事務所)され、さまざまな援助が受けられます。
手帳は、障害の程度によって、1級から6級まで分けられます。
1級、2級の重度でなければメリットはないという誤解もあるようですが、実際にはたとえ6級であっても、税金の控除や交通機関に関するサービス(都道府県により異なる)などの制度が利用できます。

* ハーテイ割引き(ふれあい割引き)
平成15年9月1日より、NTTドコモが障害者手帳を所持するものへの携帯電話料金の割引をはじめました。
月々の基本使用料等が半額になります。(付帯の無料通話分はそのまま。ファミリー割引、年割など対象外もあります。)
詳しくはこちら...一般電話 0120-800-000、 ドコモ携帯電話 151(無料)

○高額医療費の払い戻し
私達が加入している健康保険には自己負担があります。
医療費が一月に一定額(平成15年現在では、72,300円)を超えた場合、手続きをすれば高額医療費として戻ります。
(満70歳以上と、65歳以上の寝たきりの状態の人は、老人保険制度適応になります。)
また、入院や手術で高額な医療費が必要になった場合は、払い戻しを受けるまで当座の資金を無利子で借りられる「高額医療費融資制度」もあります。
これらの制度を利用するときは、社会保険事務所、加入している健康保険組合、市町村の国民健康保険課に相談します。


○税金の医療費控除
家族の分も含めて、1年間にかかった医療費が一定額を超えた場合、確定申告のときに申請すると、所得税が減税される制度です。
また、身体障害者の認定を受けている場合は、手帳を提示することで身体障害者控除が受けられます。 詳しくは最寄の税務署に問い合わせて下さい。


○年金保険
65歳以上に支給される「老齢年金」のほか「障害年金」が受給できる場合があります。
障害年金は、公的年金制度に加入している間にかかった傷病により障害者になった場合に、年金や一時金が支給される制度です。


○介護保険
平成12年4月1日より、介護保険制度が導入されました。
関節リウマチの患者は、40歳以上であれば誰でも介護保険を利用できます。
各市町村の介護保険の窓口に申請すると、判定結果から、要支援、要介護1〜5の6段階のサービスが受けられます。
(40歳未満の患者は、従来の身体障害者福祉制度を利用します。)


○特定疾患治療研究所事業
この事業の対象となる疾患の医療費は、公費で負担されます。
関節リウマチではその一部である「悪性関節リウマチ」が対象となります。
(ただし、この一環として、平成9年度より開始された「難病患者等居宅生活支援事業」については、関節リウマチ患者も指定を受けています。
関節リウマチ患者であれば、身体障害者の認定を受けていなくても、ホームヘルパーサービス、日常生活用具給付、ショートステイなどの支援策が受けられます。


私のリウマチくん
私も生命保険に加入することができずにいる一人です。随分このことで悩んだ時期もありました。
しかし、たとえ保険に加入できたとしても、それはそれで、毎月かかる医療費のうえに、保険にもお金をかける(条件付になると、高額な保険料になる場合もある)ことになるので、日々の生活に負担をかけてしまうかもしれません。
そこで、このような制度を勉強し、少しでも医療費の負担が軽くてすむように心がけています。
特に税金の医療費控除は、マメに医療費の領収書を残しておくだけで、対象の金額になりえます。
自分でできる医療費対策のはじめの一歩だと思うので、ご存知なかった方は、今日からはじめてみて下さい!

これらの福祉制度に関しては、私自身只今勉強中ゆえ、ご質問等にはお答えできない場合が多いと思います。
詳しくは、こちらのサイトを参考にして下さい。『しっかりちゃんの税金日記』『医療費と制度』
また、実際に専門機関のほうへお問い合わせ下さい。