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● リウマチ最前線<No.6> ●

- 抗リウマチ薬で5人死亡 -
(昨年9月発売のアラバ錠)



製薬会社アベンティスファーマ(東京都港区)は27日、昨年9月に販売をはじめた抗リウマチ薬「アラバ錠」(一般名レフルノミド)を使った患者の中で、16人が間質性肺炎を発症し、うち5人が死亡したと発表した。

同社は緊急対応として、間質性肺炎や肺線維症の既往歴がある患者や、処方中にせきやたん、呼吸困難などの呼吸器症状が出ている患者への投与中止を呼び掛けた。
同社はアラバの市販後全例調査として薬を服用した約3400人の追跡調査を実施。
昨年10月末ごろから間質性肺炎の副作用報告が入り始め、1月6日以降、5人の死亡が相次いで確認された。
使者は57〜71歳の男女で、薬との因果関係について、2人が「確実」「可能性大」と担当医から報告され、3人は不明となっている。

他の薬との相互作用や他の病気が原因の可能性もあるため、同社は1月31日に安全性評価委員会を開いて検討する。

アラバは国内で数千人規模の患者を対象に有効性の確認をする第3相臨床試験を実施しておらず、海外のデータを基に国の審査を受け、昨年4月に承認された。
国内試験の代わりに発売後、全例調査が義務付けられ、調査に協力する専門医がいる病院だけに薬が提供されている。

海外で死者10人(報告例が判明)
製薬会社アベンティスファーマの抗リウマチ薬「アラバ錠」(一般名レフルノミド)の副作用で、患者5人が死亡した問題で同社は27日、海外で間質性肺炎による死亡者はいないとした発表を訂正し、10人の死者が報告されていたことを明らかにした。
同社によると、間質性肺炎という病名では報告はなかった。しかし、間質性肺炎の別名である「肺臓炎」で死亡例のあることがわかった。



〜 山陽新聞(2004.1.28)記事より 〜


 <管理人のコメント>
「呼び方が違うから報告を間違えてた???」エエ〜ッ、そんなことがあるんですね。何ともやりきれません(汗)
新薬に期待し、無念な結果になってしまった方々のご冥福をお祈りするとともに、決して今回のことを無駄にしないよう、製薬会社の方には今後の対応策に取り組んでいただきたいと思います。
また、私達患者も薬に対して無頓着にならず、自己管理を怠らないようにしなければ!と思いました。
現在アラバを服用中の方、今回の報道を受けて、副作用が怖いからといって、自己判断で薬を中断したりしないで下さい(その方がもっと怖いです)。
必ず主治医の先生と相談して下さい!
アラバによってよりよい生活を得られた方も沢山いらっしゃいます。希望を持ち続けましょう!