リウマチ友の会岡山支部創立30周年記念大会医療相談より
Q.去年より首の動きが悪くなりました。よい薬、手立てはありませんか?
Dr.A:
リウマチの頚椎の病変というのは、頚椎の1番と2番が亜脱臼、あるいは脱臼ということで、大きな問題になりますが、それ以外にその下の3番〜7番の頚椎板、関節の病変もあります。
首の動きが悪くなったということは、リウマチの具合がすすんでいるかもしれないので、リウマチの活動性がどうなっているかということをとらえる必要があります。
そして、その病変の進行の度合いによって違うのですが、臨床的に手足の麻痺があるかとか、しびれがあるとか、いわゆる脊髄の症状・神経等の症状があるかないかということをかんがみて、治療法を選択しなければいけません。
特に脊髄の症状がひどくて、しびれが強かったり、あるいは神経根症の痛みが強かったり、下肢の方にも脊髄症状が出て歩行にも支障があるとかでしたら、脊髄の専門医を受診して、手術療法も考慮に入れなければいけないと思います。
そこまでひどくないいうことであれば、頚椎カラーをつけたりする療法があります。
Dr.B:
首が痛い程度であれば、手術までは考えないのが一般的です。
手がしびれる、食事をするときに茶碗を落とすとか、あるいは歩こうとして歩けなくなったとか、足が麻痺してきたということになってくると、寝たきりになる可能性が大きく、非常に経過が悪いと判断し手術することになります。
ぜひ、整形外科の専門医と相談して下さい。
最近では、専門の所では手術的な治療がかなり安全に、それほど問題なく手術できるようになっています。



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