集合住宅団地若葉台に初めて約500世帯が入居した翌年、1980年6月、私たちは合唱活動を通じて街のふるさとづくりに参加しようという目的で若葉台混声合唱団を結成いました。当初は、毎年学校の講堂で若葉台小中学校の生徒たちとともにファミリーコンサートを主催し、それが母体となって、街の音楽サークル、地域の学校の先生も交えた若葉台音楽祭に発展しました。さらに今では、若葉台の小中学校の生徒を初め、地域の様々の文化サークルや高齢者等が参加し、音楽、展示、催しものなど、様々な文化活動を一同に会すた若葉台文化祭として定着しています。
私たちはこれらの活動に主体的に参加すると同時に、5年目の節目ごとに記念コンサートを開催してきました。 団結成30周年を記念して、「30周年記念演奏会」を開催しました。第3ステージには、横浜らしさを表現した詩人武鹿悦子氏の詩と作曲家田喜久禰氏による男性合唱曲「よこはま」を、今回のために男声合唱曲の作曲者田頭氏に混声合唱用に新たに作曲を依頼した結果、タイトルも新たに「よこはま幻想」として作曲した本邦初演の混声合唱曲を発表しました。
旭区民合唱祭、ヨコハマ・コーラスフェストなど、地域のふるさとづくりから市民文化活動へと輪を広げています。一方、30年間に団員の平均年齢も上がり、そろそろシルバー合唱団への準備もしなければならない時期に来ています。それでも初心を忘れず、「草の根」文化活動を進めて参ります。
これからも幅広いレパートリーをてがけていきます。 （30周年記念コンサートから抜粋）
若葉台混声合唱団は、今年35周年記念コンサートまで向こう2年間強になりました。曲目は、教会音楽、シャンソン、日本の名曲等をコアに幅広いジャンルの楽しいステージになりそうです。35周年に向けて、本年度、次年度は本格的に練習していきましょう。 （みんなの声第148号から抜粋）
団長挨拶