ピアノ伴奏者 前田 菜月
神奈川県横浜市生まれ。
東京学芸大学教育学部芸術課程音楽科ピアノ専修卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科(修士課程)音楽教育専攻総合音楽講座ピアノ専修修了。同年、ウィーンに渡りピアノソロを、またウィーン国立音楽大学 歌曲伴奏・室内楽大学院研究科にて学ぶ。在学中より、オーストリア、ウィーンなど国内外にて多くのセミナー、マスタークラスに参加、またソロ、室内楽のコンサート出演など、積極的に活動する。
2007年4月帰国後リサイタルを、同年12月デュオ、2008年12月に代官山ヒルサイドプラザにてソロ、2009年6月トリオ、2010年5月みなとみらいホール小ホールにてソロなど定期的に行っている。その他にソロコンサート出演、室内楽、器楽・声楽伴奏でのオーディション、リサイタル出演など積極的に演奏活動を行っている。また後進の指導も行っている。横浜市民広間演奏会会員。
これまでに、ピアノソロを角野裕・怜子、故橋爪玲子、吉川元子、坪田昭三、日比谷友妃子、椎野伸一、Thomas Kreuzberger、Peter Eflerの各氏に、歌曲伴奏・室内楽をBarbara Moser、Johannes Kropfitschの各氏に師事。
発声指導者 村上 曜子
東京芸術大学卒業、同大学院修了。大学院在学中、「芸大定期演奏会」においてヴェルディ作曲「レクエム」のソプラノ・ソロをつとめる。東京日本工業倶楽部における第一回リサイタル以来、東京および横浜において、歌曲やオペラアリアによるリサイタルをたびたび開催。
特に、ライフワークである日本歌曲の演奏では高い評価を受けている。2003年、2006年にはインスブルックにおいてジョイントコンサートを開催し好評を得る。また、いくつかの初演を含む国内外の現代作品の演奏にも意欲的に取り組む。オペラの分野では、モーツアルト「魔笛」〈パミーナ)、プッチイニー「蝶々婦人」(蝶々さん)、ビゼー「カルメン」(ミカエル)他、種々のオペラに、リリコレジェロからリリコにわたる役柄で出演。
上野学園大学教授、NPO法人横浜シティオペラ副理事長、横浜音楽文化協会会員、日本詩学会会員。
この合唱団が結成されて30周年になりますが、団のモットーは「若葉台」という人工の街に住む、人とひとが温かく交流しあえ、文化的な共感の中で、故郷を創造していこうというものでした。従って楽しみの中にも、人生を、世界を、自然を、愛情と共感をもって歌いあげていこう、という基本的な姿勢を保ち続けてきました。
「ただ楽しければよい」という価値観が横行する現代社会にあって、必ずしも多くの方の支持は得られないかもしれんませんが、、「若葉台」という人工の街が一種独特の精神風土を感じさせる街に育ってきている事を実感しています。その事は、秋の文化祭などの豊な行事を拝見するにつけも、是非、子々孫々の代迄発展的に継承してほしいものと思わずにはいられません。
今日はそんな想いを、一つの形にして心の奥深い所から歌います。皆様の心の琴線にそっと触れることができれば、それに過ぎる幸せはありません。(30周年記念演奏会から抜粋)
常任指揮者 中村 義春
1956年東京芸術大学声楽科卒業
1956年二期会公演「歌劇カルメン」でデビュー、以後フィガロの結婚、ドン・ジョバンニ、真夏の夜の夢、蝶々婦人、セビリアの理髪師等、数多くのオペラに出演。1975年日本歌曲のリサイタルで技術祭優秀賞受賞。
現在、東京芸術大学名誉教授、洗足学園音楽大学名誉教授、二期会会員、各地でNHK合唱コンクール、合唱連盟コンクール等の審査委員、講師などをつとめる。当合唱団設立当初より指導および指揮をし今日に至る。
常任指揮・発声指導・伴奏