東京支部講演会 ユビキタス社会の実像と技術
出典:http://www.ieice.org/tokyo/kouen.html#menu13
日   時: 平成21年2月20日(金)13:00〜16:00

会   場: 機械振興会館 地下2階ホール
(東京都港区芝公園3−5−8 地下鉄日比谷線神谷町駅下車徒歩8分)
題   目: 「ユビキタス社会の実像と技術」
司会:豊田一彦(NTT),中野幹生(HRI-JP)
1.日常生活インフォマティクス〜子どもの事故予防への応用〜
  西田 佳史(産業技術総合研究所)
2.モノとモノとの通信:広域ユビキタスシステム
  岡田 一泰(NTT未来ねっと研究所)

概   要:  ユビキタスという言葉がもてはやされて久しくなりますが,いざ「ユビキタスとは何か」と問われると「いつでも,どこでも,だれでも」と答えてはみるものの,その実像は何となくぼんやりとして,つかみ所がないというイメージがあるのではないでしょうか.本講演会では,ユビキタス社会を実現する技術に焦点をあてて,今後の社会の方向性を見つめてゆきたいと思います.1件目の講演では,日常行動センシング技術とそれによって生み出される新たな科学技術によって私たちの生活がどのように変わっていくのかということについて,身近な子どもの事故予防の問題を例題として具体的に解説頂きます.2件目の講演では,「広いエリアに散らばったモノとモノとの通信」を実現する広域ユビキタスネットワークの実現技術についてご紹介頂きます.

所感:子どもの事故予防への応用事例、センシング技術の課題(小形化、長時間動作)、社会生活への貢献の説明があった。
新しい広域ユビキタス実験、2011年頃実用化予定、携帯電話とは異なるシステム等の説明があった。今後の進展を見守りたい。