TELEC創立30周年記念講演会
「ワイヤレス通信分野の国際競争力強化に向けて」(平成20年度情報通信月間参加行事)
近年、わが国のICT産業の国際市場での在り方が話題に上り、2007年5月には総務省により「ICT国際競争力強化プログラム」
が策定され、国際競争力の強化に向けて幅広い取組みが進められています。
このような中で当センターでは、創立30周年記念講演会として、「ワイヤレス通信分野の国際競争力強化に向けて」と題する講演会を
以下のとおり開催し、わが国のワイヤレス通信分野の今後の方向を探ってまいります。
開催日:2008(平成20)年 5月27日(火) 東京会場(品川駅前 ホテルパシフィック東京 1階「萬葉」) |
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13:30〜13:40 開会のご挨拶 |
(財)テレコムエンジニアリングセンター 理事長 甕 昭男 |
13:40〜14:30 基調講演 |
「ワイヤレス通信分野の国際競争力強化に向けた取り組み」 総務省 総合通信基盤局長 寺ア 明 様 |
14:30〜15:30 特別講演 |
「ワイヤレスネットワークの標準化と国際競争力」 東京大学名誉教授 齊藤 忠夫 様 |
15:30〜15:50 休 憩(コーヒーブレイク) | |
15:50〜17:00 講 演 |
「ワイヤレスシステムの技術開発と国際競争力」 東海大学教授 前(株)国際電気通信基礎技術研究所社長 畚野 信義 様 |
17:00 閉 会 レセプション |
所感:ワイヤレス通信分野の国際競争力強化に向けて興味ある話が聞けた。
日本のワイヤレス通信分野では、世界的に優れているが、なぜ市場で負けているかの原因と
今後早急な戦略立案が重要であることが少し理解できた。
世界の携帯電話の主流は、約70%の方が使用している「欧州方式の第二世代のGSM」である。
今後ユーザの要望を把握し、高速化のみで本当に良いか?、KY(空気を読む)ことが重要である
と感じた。