安心・安全な社会と情報通信技術「災害・危機管理ICTシンポジウム」
◆日 時 | 平成19 年2 月1日(木)10:00〜16:10 |
◆場 所 | パシフィコ横浜(http://www.pacifico.co.jp) |
◆主 催 | 独立行政法人 情報通信研究機構 |
開催趣旨
情報通信技術(ICT)の活用およびその研究開発の推進は、IT新改革戦略(H18.1.19)や第三期科学技術基本計画(H18.3.28)において、重視されている。IT新改革戦略においては、
防災分野として、迅速かつ的確に情報を収集・整理し、その伝達が可能となる情報通信基盤および各種機材の整備等を通じて、大地震等における被害想定額を2014年度までに
半減することに寄与することが目標とされている。
総務省所管の独立行政法人である情報通信研究機構(NICT)においては、総務省と呼応して、災害・危機管理ICTに対する研究開発戦略を策定し、その取り組みを強化した。
本シンポジウムにおいては、ICTに対するニーズの把握や技術の現状を紹介し、NICTの今後の取り組みを説明する。併せて、専門家や国民の皆様からのご意見を頂戴し、
NICTの戦略をより良いものにする機会としたい。
◆プログラム概要
10:00 | 開会挨拶 |
10:10〜11:00 | 基調講演 小川雄二郎(富士常葉大学)、柴崎亮介(東京大学) |
11:00〜11:25 | 特別講演 松本正夫(総務省技術総括審議官) |
13:30〜14:40 | パネルディスカッション (1)災害対策機関の視点
モデレータ:小川雄二郎(富士常葉大学) |
14:50〜16:00 | パネルディスカッション (2)被災者への情報伝達の視点
モデレータ:吉井博明(東京経済大学) |
16:10 | 閉会 |
所感:
災害対策に求められる情報・通信の役割、位置情報インフラの安全安心社会への貢献、災害・危機管理ICT戦略、NICTの戦略、災害時にも
力を発揮する無線通信、求められる災害情報の収集と処理等についての発表があり、災害時のICTの重要性が再認識でき有意義であった。
同時に展示会もあり、災害対策品の幅広い展示があった。
出典: http://www.prime-intl.co.jp/nict_sympo/index.html