ITU-Rにおける衛星業務の集約とその展望:〜新SG4での最新の議論と今後の活動〜

 第278回

ITU−R(無線通信)研究会

 

主査 橋本 明

テーマ

ITU-Rにおける衛星業務の集約とその展望
〜新SG4での最新の議論と今後の活動〜

講 師

@ 阿部 宗男 氏 三菱電機(株)
通信システム事業本部
通信事業部長補佐
通信・放送統括部長
A 菅田 明則 氏 KDDI(株)
技術渉外室 電波部担当部長

日 時

2008年6月17日(火) 14:00〜16:00

場 所

(財)日本ITU協会 会議室 

概 要

昨年10月のITU-R総会において組織変更が行われ、これまで幾つかのSGに分散されていた衛星関連業務の主要なものがSG4に集約されました。この結果、新SG4は、固定衛星、放送衛星、移動衛星および無線測位衛星業務を担当することとなりました 。本年4月にSG4第1回会合が開催され、新SG4の研究体制、方針、作業の進め方等が決定されました。本講演では、この新SG4会合での審議を中心に、WRC-11に向けた検討課題にも触れ、ITU-Rにおける国際標準化活動を通した衛星通信の動向を紹介します。

所感:新SG4は、固定衛星、放送衛星、移動衛星および無線測位衛星業務を担当する。新SG4会合での審議を中心に、
WRC-11に向けた検討課題にも触れ、ITU-Rにおける国際標準化活動を通した衛星通信の動向を紹介されました。


高軌道衛星中心であり、移動通信に適する低軌道衛星のイリジュウム等の議論はあまりなさそうである。
携帯と衛星共用のハイブリット衛星通信が今後検討されれば興味がある。