第279回

ITU−R(無線通信)研究会

 

主査 橋本 明

テーマ

ロードバンド無線アクセスの応用と展開

講 師

中津川 征士 氏 NTTアクセスサービスシステム研究所
ワイヤレスアクセスプロジェクト
グループリーダ、主幹研究員

日 時

2008年7月24日(木)14:00〜16:00

場 所

『メルパルク東京』Mapダウンロード

概 要

インターネットの普及に伴い利用可能なサービスは、電子メールのような狭帯域な文字情報からブロードバンドサービスに変化してきています。無線アクセスにおいてもこのような流れをうけ、「広帯域移動無線アクセス」に関する情報通信審議会答申に基づき、地域へのブロードバンドサービス展開を想定した2.5GHz帯の一部(固定系地域バンド)を用いる地域WiMAXが具体化しつつあります。本講演では、ブロードバンド無線アクセス方式の代表例であるMobile WiMAX全体の機能概要とともに、固定系地域バンドへWiMAXを導入する際の、技術的条件、想定されるサービスなどについて展望するとともに、より高速な固定無線系サービスなどについても概説します。

所感:ブロードバンド無線アクセス方式の代表例である
「Mobile WiMAX全体の機能概要」、「固定系地域バンドへWiMAXを導入する際の、技術的条件
想定されるサービスなどについての展望」、「準ミリ波FWA(WIPA)」などについて貴重な話が聞けた。
類似の第3世代の携帯システムと、Mobile WiMAXの位置づけ・棲み分けが今後どうなるか疑問を感じた。