第277回

ITU−R(無線通信)研究会

 

主査 橋本 明

テーマ

IMT-2000およびIMT-Advancedにおける無線端末技術と標準化動向

講 師

中村 隆治 氏 富士通(株) モバイルフォン事業本部
次世代プラットフォーム開発統括部

日 時

2008年5月21日(水)14:00〜16:00

場 所

(財)日本ITU協会 会議室 

概 要

携帯電話端末は、「小さい、軽い、低消費電力、安価、丈夫、安全、便利、使いやすい、小粋」など、時として相反する様々な要素を満たすことを市場から求められています。IMT-2000ファミリの1つであるDS-CDMA(W-CDMA)方式の無線端末を例に、無線技術の観点から、その要件と適用技術、標準規格との関係について紹介します。また、さらなる発展を目指して検討が進められているIMT-Advancedの標準化動向の一端をにおける取り組みを例に紹介します。

所感:3GPPのワーキンググループの議長を8年以上もしている、講師の経験の話を聞けた。伝送信号の高速化と無線端末の小型化・
低消費電力化を実現するため各国の技術者が協調・自社技術の提案の精神で規格作りを推進している様子が分かった。

出典:http://www.ituaj.jp/08_tm/kouen/kouen_2008_05.html