第238回 ITU−R(無線通信)研究会報告

テーマ:ユビキタスネットワーク時代の電子タグの高度利活用に向けた取り組み

講 師:竹内 芳明 氏    総務省 情報通信政策局 技術政策課 研究推進室長

日 時:5月20日(木) 14時〜16時, 場 所:(財)日本ITU協会 会議室

概 要
身の回りのあらゆるモノがネットワークに繋がるユビキタスネットワークの実現に向けた動きが急速に進展しており、中でもモノの情報を容易に読み出せる電子タグは、今後のIT利活用の中核として期待されている。そこで、総務省の研究会が本年3月にまとめた報告書の要点(電子タグの技術動向、内外での導入事例・標準化動向、今後の利用イメージ、経済波及効果、新たな周波数利用の可能性、情報セキュリティ確保・プライバシー保護等今後の普及に向けた課題、今後の推進方策)等について紹介。


所感
講師、主査の司会、テキスト等が充実しており有意義な講演会であった。
総務省では、本最終報告書の基本的な取組みの方向性を踏まえ、研究開発や実証実験に向けた対応を図っていくとともに、電子タグの高度利活用に伴う各種課題(情報セキュリティ確保・プライバシー保護)等の検討を引き続き進めている。

参考資料
1. ITU−R(無線通信)研究会 http://www.ituaj.jp/04_re/kouen/kouen_2004_05.html#238
2. 「ユビキタスネットワーク時代における電子タグの高度利活用
に関する調査研究会」最終報告 http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040330_6.html
以上