第246回 |
ITU−R(無線通信)研究会 |
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主査 橋本 明 |
テーマ |
ソフトウエア無線の動向 |
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講 師 |
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日 時 |
2月18日(金) 14時 〜 16時 |
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場 所 |
(財)日本ITU協会 会議室 |
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概 要 |
変調方式、無線周波数、送信電力等をソフトウエアで制御出来る無線機が、ソフトウエア無線、 あるいはSDR (Software Defined Radio)と呼ばれて注目されています。1990年代初期に提案され、2000年代初期からは米国の軍用無線機に本格的に導入されつつあります。現在では米国のセルラー基地局に一部導入され、公共安全関係、更に民需関係の無線通信への適用が課題に上っています。また、ソフトウエア無線の持つ柔軟性、適応性、高速処理能力、フィールドでのダウンロード等の特長を生かした、適応システム、スマートアンテナ干渉波除去、適応MAC等の周波数有効利用技術を可能とし、究極的には将来のマルチメディア環境でのマルチレイヤーセル構造、ダイナミック周波数配列、周波数共用等による周波数の有効利用に基づく新しい通信システムの創出を可能とするものとして期待されています。但し、期待通りに進むには様々な困難な問題を抱えており、それらを含めて、国際研究グループSDR Forumへの参加経験を基に、SDRについて紹介します。 |
所感:
40年以上の無線の国際標準化に貢献している講師の話は、我が国の無線の歴史を交えて、我々も経験してきた標準化の課題について思い当たるこたが沢山あり懐かしを拝聴した。ソフトウエア無線の動向が良くわかり、今後も国際標準化が重要であることが再認識された。テキストも充実しており、大変参考になった。