ITU−R(無線通信)研究会

 

主査 橋本 明
幹事 廣瀬 毅

テーマ

空と海の無線スポットの実現に向けて(ユビキタス時代における航空・海上通信システムの在り方に関する調査研究会報告)

講 師

中澤 忠輝 氏

総務省総合通信基盤局電波部衛星移動通信課
課長補佐

日 時

10月26日(火) 14時〜16時

場 所

(財)日本ITU協会 会議室

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概 要

今日、陸上通信分野においては、携帯電話等、陸上関係無線局が8千万局を超え、また、インターネットや無線LANが爆発的に普及する等、ブロードバンド化が急速に進展しています。
一方、航空・海上通信分野においては、上空及び海上という極めて特殊な利用環境であること、需要が極めて広い範囲に分散していることから陸上の通信環境に比べ通信環境の格差が生じ、更にその格差は拡大する方向にあります。
これらの現状を踏まえ、昨年11月、有識者等で構成する「ユビキタス時代における航空・海上通信システムの在り方に関する調査研究会」を総務省にて設置し、ユビキタス時代における航空・海上通信の在り方を展望するとともに、陸・空・海の境界を意識することなく、いつでも・どこでもブロードバンド通信を享受できる空と海の無線スポットの実現に向けての方策について検討を行い、本年6月に提言等をとりまとめました。本講演では、本調査研究会の概要を紹介します。

所感
*「ユビキタス時代における航空・海上通信システムの在り方に関する調査研究会」を総務省にて設置し、ユビキタス時代における航空・海上通信の在り方を展望するとともに、陸・空・海の境界を意識することなく、いつでも・どこでもブロードバンド通信を享受できる空と海の無線スポットの実現に向けての方策について検討を行い、本年6月に提言等をとりまとめました本調査研究会の概要の紹介があった。

*陸上移動通信とは異なり需要数が少なく、飛行機や船舶の無線は使用会社の計画・立案に左右されるので苦労が多いようだ。

*参考資料  
  調査研究会」報告書の公表  http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040610_2.html 
  報告書概要 http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/pdf/040610_2_b2.pdf
  報告書全文 http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040610_2_m.html