電波高度利用シンポジウム 2006「ミリ波によるイノベーション創出」プログラム

平成18年12月8日(金) 明治記念館

時間 次第 講師(敬称略)
13時00分-13時05分
(5分)
開会の挨拶   総務大臣政務官      谷口 和史
13時05分-13時50分
(45分)
講演1
「ミリ波CMOS 究極の無線システムへの挑戦」
東京大学大学院
  新領域創成科学研究科 助教授
藤島 実  
13時50分-14時50分
(60分)
講演2
「韓国におけるミリ波IC・モジュールの開発動向」
韓国 情報通信大学
  インテリジェント電波工学センター 所長
Chul Soon Park  
14時50分-15時10分
(20分)
( 休憩 )
15時10分-16時10分
(60分)
講演3
「欧州におけるミリ波のITSへの応用について」
ダイムラークライスラー研究所
  シニアマネージャー
Dr. Josef Wenger  
16時10分-16時55分
(45分)
講演4
「ミリ波を用いたイメージング」
東北大学 名誉教授
  電気通信研究所
水野 皓司  
16時55分-17時00分
(5分)
閉会の挨拶 社団法人電波産業会
  専務理事
若尾 正義  
(注)英語の講演には日本語の同時通訳付き。

所感:ユビキタス社会の実現に向けて、「ミリ波によるイノベーション創出」をテーマで、韓国、ドイツ、日本の講師による発表でした。

ミリ波は、車の衝突防止レーダとして実用されているが、今回、日本や韓国のミリ波ICの無線システムへの開発が進んでいる様子、
ミリ波による人体内部や、携帯の内部が見られる開発推進、ダイムラー車のITSのミリ波レーダ(76.5GHz)および側面衝突防止(24/79GHz)
の動向等が分かり、電波利用の進んでいない周波数帯(ミリ波帯等)において容易に無線システムの利用を可能とする技術等の研究開発が
推進しているころが再認識できた。今後、経済的なミリ波システムの実用化を期待したい。


出典: 総務省報道