第50回電波利用懇話会 「高出力型950MHz帯パッシブタグシステムの導入」について
日時:2005年03月14日(月) 14時00分〜 16時00分
講師:中村 祐治 (総務省 総合通信基盤局電波部移動通信課 課長補佐)
場所:東海大学校友会館 阿蘇の間(霞が関ビル33階)
概要:
今後、ユビキタスネットワーク社会の構築が進展していく中で、電子タグシステムは、重要な役割を果たす基盤的ツールとして、
幅広い分野において、ネットワークと接続され高度に利活用されていくことが期待されています。電子タグシステムに使用する
周波数についても、これまで使用可能となっている周波数帯に加え、比較的長距離の通信が可能で新たな利活用へと繋がる可能性のある
UHF帯の利用への期待が高まっています。
以上の状況を踏まえ、総務省は、平成16年12月に、高出力型950MHz帯パッシブタグシステムの技術的条件について情報通信審議会から一部
答申を受けるとともに、平成17年1月にその導入のため、無線設備規則の一部を改正する同省令案等について電波監理審議会
(会長:安田 靖彦 早稲田大学 理工学部教授)へ諮問しました。
所感:
電子タグの普及にむけた総務省の施策について幅広い話があり、分かりやすく理解できた。
*高出力型950MHz帯パッシブタグシステム4月中旬頃からサービスできるとのこと。電波免許必要。
*低出力型950MHz帯と433MHz帯アクティブタグシステムは検討中で秋頃完了予定。小電力で免許不要。