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07・・・  言葉は 7%


・・・ 「人は見た目が9割 /著 竹内一郎」 という本より ・・・
劇作 マンガ原作 舞台の演出や 俳優教育をしている人が書いたものです


心理学者の博士が 「人が他人から受け取る情報量の割合」 を調べた結果

顔の表情・・・ 55%
声の質 大きさ テンポ 身だしなみ 仕草・・・ 38%
言葉の内容・・・ 7%

たとえば大統領選挙の公開討論などで

高い(上ずっている)声で まばたきが多く 早口で 目が泳いでいる人と
低く ゆっくりと(落ち着いて)いる声で まばたきも少なく 前方をしっかり見ている人では 
言葉の内容は同じでも 受け取る側の真理に かなり影響する

ロッキード事件に絡んで 国会に証人として 喚問されたある人物は
緊張のあまり 書類にサインする手が震え そのうち振えは大きくなり
しまいには もう片方の手で 押さえつけていた

こうなると見ている側は 彼が言うことが本当だとは 到底思えない


待ち合わせに遅れてきた女が 男に 「ごめん 怒ってる?」 と聞く

男は 「怒った」 と言いながら その目は 笑っている (この場合 怒ってない)
逆に 「怒っていない」 と言いながら 目が怒っている (この場合 怒っている)

舞台であれ 映画であれ マンガであれ

物語を作るうえで 最も感動的なシーンは
言葉で説明するのでなく 「絵で見せる」 という鉄則がある



学校教育では 「言葉だけが伝達の手段」 として教えられるから
7%を 「全体」 として勘違いしてる人が生まれる

7%の情報の中で生きている また重視していない 93%との
関連付けが 行われないまま世渡りしている人が言ったことは
「言葉が地についていない」 「言葉が宙に浮いている」 と感じるものだ


教育という観点から 私たちは 「人を外見で判断してはいけない」 と教えられる
それは 「人は外見で判断するもの」 だからなのである


舞台の演出の仕事を通じて 言葉以外の要素が いかに多いか学ぶ

同じ台本でも 俳優の演出次第で 舞台のレベルは 天と地ほどの差が生まれ
名作にも 駄作にも変わる


人は 能力や性格もひっくるめて 「見た目が9割」 といっても差し支えないのではないか?
極端にいって 「外見の威力」 はそれほどまでに 強力なのである

7%の言葉より 言葉以外の伝達に もっと目を向けるべきである
何故なら 7%より 93%の方が 大きいからである



↑ 1冊を要約してみると だいたいこんな感じだと思うーw
たしかに同じ言葉でも 言う人によって 全然違う

ステキな上司に 「がんばってね」 と肩を叩かれた場合 嬉しくなるが
キモい上司だと セクハラになるというwww (ぶぶーw

恋愛も 見た目だけで選ぶわけでは ないけれど
第一印象で どんな人なんだろう?って 興味を持つことで 知りたくなるから始まるわけで

そこから本当に好きになるか 違ったか 分かれていくだろうけど
最初から興味ない相手のことは 知ろうとしないから 何も始まらないのかもしれないねw

第一印象が 全てじゃないから

だんだん知っていくうちに変わったり ある日 突然何かのきっかけで・・・ とか
ありえるけど この著者が言ってるのは そういうことじゃないよね

あくまでも 割合のことで つまりどれも 100%じゃないもんね



私は チャット暦が 10年ぐらい?あるけど ボイスしないし
オフ会も数える程度しかない 基本ログ隊で・・・ チャットは ログが命だと思ってる

言葉の中から 微妙なニュアンスを感じようとするし (伝えたいとも思うし
そこが大事なのに

「言葉は 7%」 と言われると かなり抵抗があって すんなり受け入れにくい。。

だけど 自分が大事だと思っていたポイントを 否定されたから
認めたくないだけで どこかで 「たしかに一理あるなw」 とも感じている




            
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