湯浅町湯浅
平成18年12月19日選定
和歌山県湯浅町湯浅 (醸造町)
湯浅町は和歌山県の中部西岸、紀伊水道に臨む小都市である。古代より港町や熊野参詣の宿所として栄え、中世に伝わった金山寺味噌の製造に由来する醤油醸造は、近世に入ると紀州藩の保護を受け、代表的な産業となった。16世紀末頃、熊野街道の西方に開かれた保存地区は、通りと小路の特徴的な地割で構成され、切妻造平入、本瓦葺を伝統とする町並に醸造文化の歴史が薫る。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】
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