南木曽町妻籠宿

昭和51年9月4日選定
長野県南木曽町妻籠 (宿場町)

中山道の木曽十一宿のひとつで、馬籠峠を挟んで馬籠宿に続く山間部の宿場である。元は板葺で二階に手摺を持つ旅籠屋形式の町家が街道に面して連続している。本陣は、近年絵図を基に復原されている。また、脇本陣である林家住宅は木曽を代表する近代和風住宅である。町と住民が一体となって町並み保存に取り組み、歴史的環境を活かしたまちづくりに成功した先駆地である。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】