竹富町竹富島

昭和62年4月28日選定
沖縄県竹富町竹富 (島の農村集落)

亜熱帯に属する竹富島は、島の中心部にある3つの集落を樹林地、農地、保安林、砂浜、礁瑚、礁緑が同心円状に囲んだ構成である。主屋は、以前は茅葺であったが、今では沖縄特有の赤瓦葺の屋根になっている。珊瑚の石垣や白砂を敷いた街路が、南国風の集落景観を形成している。選定より30年が経過し、保存事業もほぼ終え、着実に集落の景観が回復してきている。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】

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