八女市黒木

平成21年6月30日選定
福岡県八女市黒木 (在郷町)


黒木氏が拠った猫尾城の落城後、天正・慶長期の二度の町立て後、江戸時代の豊後別路整備を経て久留米藩の在郷町として発展した。町家は明治13年の大火前後の建築で、妻入二階建、入母屋造桟瓦葺を基本に両袖に下屋を降ろし、主屋と蔵の機能を併せ持つ居蔵の形式が特徴。屋敷尻は土蔵や離屋が連坦し、矢部川沿いの廻水路や玉石積み、小堂などが醸し出す農村景観が広がる。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】
 
 

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