黒石市中町

平成17年7月22日選定
青森県黒石市中町 (商家町)

保存地区は、明暦2年(1656)に津軽信英(のぶふさ)が黒石津軽家を創立して以来、浜街道沿いの商家町として栄え、交通の要所でもあった。主屋の前面に庇を張り出し、日常の往来に供される「こみせ」と呼ばれる道路は、信英が町割をした時に作らせたものと言われており、人々の努力により連綿と保存されてきた。「こみせ」が連続する町並は現在では稀少である。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】