若狭町熊川宿

平成8年7月9日選定
福井県遠敷郡若狭町熊川


若狭地方のほぼ中央部、山峡にある熊川宿は、江戸時代に若狭街道の物資流通の中継拠点として繁栄した。保存地区は東西方向に通る街道筋に形成された旧宿場町の大部分を占め、街道沿いには前川と呼ばれる水路が流れる。屋敷への出入口に石橋が架かり、所々に「かわと」と呼ぶ洗い場がある。平入と妻入の町家主屋が入り交じり、変化ある町並景観を構成している。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】

一覧ページに戻る