雲仙市神代小路

平成17年7月22日選定
長崎県雲仙市神代小路


神代小路は、天正15年(1584)の豊臣秀吉による九州国割を経て、慶長13年(1608)に鍋島信房が初代領主となったことに始まる。城址の森と堀を兼ねた川に囲まれた武家地ならではの閉鎖的空間を有する。江戸中期の地割を良く残し、武家屋敷建築の主屋や長屋門が、屋敷囲いを構成する生垣や石垣、水路などの環境要素と相俟って美しい町並景観を醸し出している。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋、一部改訂】


佐賀鍋島家の分家である鍋島家が邑主を務めた城下町。

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