出水市出水麓
![]() |
平成7年12月26日選定 鹿児島県出水市麓 (武家町) 薩摩藩は鹿児島城を本城とし、領内各地に外城と呼ぶ行政区画を設け、出水は肥後との国境に配された最大級の外城であった。保存地区は旧武家屋敷地の大部分で、東西路4本と南北路5本の街路を骨格として、碁盤目状の大きな街区を形成する。武家屋敷を構成する伝統的建造物群が、周囲の環境と一体となって麓の特色ある歴史的景観を良好に伝えている。 【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】 鹿児島県内には藩政時代においても中世から続く在地支配制度が色濃く残されたおかげで各所に「麓」と呼ばれる旧武家地が数多く残されている。 出水麓もその1つであるが、ここの麓は他のものよりも少しばかり規模が大きいようである。 |
![]() |
|
![]() |