薩摩川内市入来麓

平成15年12月25日選定
鹿児島県川内市入来 (武家町)


入来麓は、鹿児島県の北西部に位置する薩摩藩の麓の一つ。中世山城である清色城とその山裾に領主館を置き、東を流れる樋脇川(清色川)を天然の堀に見立て、その内側に武家の集住地を配する中心的居住地域である。屋敷割も近世に形成された街路を踏襲し、街路に面して玉石積の石垣と石垣上に植えられた生垣によって区画されており、周囲の山々と一体となり美しい緑地景観を生み出している。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】

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