千曲市稲荷山
平成26年12月10日選定
長野県千曲市(商家町)
善光寺街道の商都である稲荷山は、長野県北部に位置し、近世末期から近代にかけ、生糸や繊維製品の集散地として県下でも有数の商業地として発展した。弘化4年(1847)の善光寺地震で発生した火災により、町は壊滅的な被害を受けるが、商都として復興を遂げ、これ以降に建築された多様な外壁仕様や屋根形式の主屋が混在する特徴的な町並を今に伝えている。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】