南越前町今庄宿

令和3年8月2日選定
福井県南越前町今庄 (宿場町)

今庄宿は南条山地の山間部に位置し、17世紀初めに北陸道に沿って成立した宿場町である。南北に延びる街道沿いには、江戸後期から昭和30年代にかけて建てられた重厚感ある町家が建ち並び、江戸時代からの地割を良好に残している。冬期間、正面の庇の下に設置される雪囲いも特徴的で、越前地方の豪雪地に発展した宿場町の姿を良好に伝える。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会発行・歴史の町並より抜粋】