吉真家住宅
Yoshizane



国指定重要文化財 (昭和52年6月27日指定)
旧所在地・岐阜県飛騨市河合町角川
建築年代/安政5年(1858)以前
建築規模/桁行13.9m 梁間9.4m 茅葺 入母屋造

旧吉真家は、飛騨市河合町の宮川と小鳥川の合流地点付近から移築した民家です。安政5年(1858)、飛騨地方を襲った大地震「角川地震」によって、殆どの民家が全壊した中、唯一無傷で倒壊を免れたこの家を、当時の吉真幾左衛門という人が買い受けて同村の保地区に移築したと伝えられています。大地震にも耐え抜いたこの家は、土台に使用されている栗材や屋内の柱と梁材は非常に太くしっかりしています。また「むかい柱(のぞき柱)」と云われる二股になった木材を利用している点も注目されます。また入母屋造りの特色のある屋根の形が、歌舞伎「忠臣蔵」に登場する定九郎の髪型に似ていることから「定九郎」とも呼ばれています。(飛騨民俗村発行「飛騨の里物語」より抜粋)
(角川地震=飛越地震。安政5年発生、マグニチュード7を超え、全壊家屋378軒、半壊497軒、死者207名に及んだという)





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