旧野首家住宅
Nokubi



 
岐阜県指定文化財 (昭和37年2月12日指定)
旧所在地・岐阜県高山市片野町林
建築年代/元禄期以前
建築規模/桁行梁間 榑葺 切妻造
当住宅は、元禄8年(1695)の検地帳や当時の絵図に既に記載されていることから、それ以前に建てられたと考えられ、飛騨民俗村内で最も古く歴史のある民家です。外観は緩やかな傾斜の石置榑葺屋根で、飛騨中央部に多く見られる典型的な民家です。殆どの建築材は赤松で、一部に栗を用いていますが、江戸時代の当地域の民家では、これが一般的であった様です。土台は無く、垂木はもともと藤の蔓で縛ってありました。



 

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