旧吉田家住宅
Yoshida



 
山口県上関町の旧家を移築。
当家は藩政時代に毛利氏に仕えて「大庄屋」の地位を与えられ、造り酒屋、醤油、植物油の製造や鰯漁の網元まで手広く商いをしていた家です。瀬戸内独特の平入入母屋型本瓦葺屋根の古い土蔵造り建築で、土戸、ぶちょう等古い建具が現存する珍しいもので車箪笥等、江戸時代を偲ばせる古い家具や生活用品を展示しています。また「あかりの館」と名称し、邸内には世界の珍しい灯火器のコレクションが展示しております。
 (松濤園発行のパンフレット説明文を一部改訂))

なお当住宅が所在した上関についての記述は、淡交社刊「歴史の町並」に詳しい。また当住宅の移築前の写真も掲載されている。


 

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