入嵩西家住宅



 
登録有形文化財 (平成19年7月31日登録)
沖縄県石垣市新川151
建築年代/明治44年(1911)
用途区分/農家
登録範囲/主屋・石垣・井戸・マイグスク
公開状況/非公開

八重山諸島の石垣島の石垣間切に所在する住宅である。石垣島の集落は意外ながらも整然と碁盤目状に屋敷割が区画されており、屋敷の周囲を石垣で囲み、南側に門を開き、目隠塀を立て、その背後に南面して主屋を構える姿が一般的である。当住宅も、そうした伝統的な屋敷配置が踏襲されており、主屋も明治末期の建築ながら典型的な琉球民家の様式である。また屋敷の周囲を廻る切石積の石垣は結構に立派なものである。主屋前の屏風塀は一般にヒンプンと呼ばれるが当家ではマイグスクと称している。



 

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