伊東家別荘 Itou detached house その他の写真 |
登録有形文化財 (平成18年3月27日登録) 宮崎県日南市風田3585 建築年代/元治元年(1864) 用途区分/武家 公開状況/福祉施設建物として使用中 戦前は飫肥杉の積出港として、戦後はまぐろ漁港として活況を呈した油津の町から国道220号線を3km程北上した国道脇に「つよし学園」という福祉施設がある。当建物はその施設の敷地内に所在する武家住宅である。そもそもは第13代飫肥藩主であった伊東祐相が幕末に建てた別荘建築で、明治年間に豪商・川越家が譲り受け移築、さらに昭和42年に現在地に再移築されたということである。内部は施設の食堂として利用しているため若干の改造もみられるが、二間続きの座敷は旧態を留めている。 桁行7間、梁間5間 |