宮村家住宅 Miyamura |
登録有形文化財 (平成25年6月21日登録) 熊本県菊池市西寺字雷1075 建築年代/大正期 用途区分/地主 登録範囲/主屋・石垣 公開状況/非公開 宮村家住宅は、宮村眞鶴氏を施主として建てられた農家住宅で、棟札等は失われていますが関係者の調査により明治44年棟上げ、大工棟梁は田村興平であることが判りました。以前は主屋の他、離れが1棟、蔵が3棟並んでいましたが、解体、移築等により現在は主屋のみ残されています。主屋は1階に7つの部屋が配されており、南に面した3部屋は長押や床の間などの部材に銘木が用いられ、また阿蘇五岳の欄間飾りなど施主のこだわりを随所に見ることができます。 石垣も同時期のもので、阿蘇の灰石(溶結凝灰岩)を用いて調えてあり、本来は6段ありますが、3段は埋められ、現在は3段のみ見ることができます。 【現地案内看板より(一部改編)】 |