斎藤家住宅



 

俵屋という名で郷土玩具の土産物店を営んでいる。
福良天満宮の参道脇に所在するが、建物は参道に面せず、愛媛街道側に面する。
臼杵八町の藩の保護を受けてきた古くからある商人達が、平清水の新興商人達を「平清水の赤猫根性」と軽蔑して呼んだ言葉。力を蓄えてきた平清水の商人が八町の問屋を通さずに直買いして3年の恩を3日で忘れる猫になぞらえた。狡賢くて、計算高く、偏狭、ケチでがめつく、利己的で協調性がない、という意味。

店の内部は改造著しく、当初の形態は不明。西半分に至っては駐車場として使用するため、建物がぽっかりとぶち抜かれてしまっている。
「国土の歴史的景観に寄与するもの」との名目で登録文化財に登録されているが、文化財という名称が正しいかどうか疑問である。


 

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