北村西望生家



 
無指定・公開
長崎県南島原市南有馬町丙393-1
建築年代/土間部分は江戸時代・座敷部は近年に復元。
用途区分/農家(庄屋・大地主)
残存建物/主屋
公開状況/公開 【西望公園】

大正・昭和期にかけて活躍した大彫刻家・北村西望の生家である。明治17年にこの地で生まれた西望は、京都市立美術工芸学校に入学するまでの19年間をこの家で過ごした。北村家は江戸期にこの地の庄屋を務め、大地主としても著名な家であった。大規模な主屋のうち、座敷部は西望の兄の子孫となる当主の政治活動資金捻出のために売却し失われていたが、近年になって復元された。旧来のままに残されていた土間部の架構は庄屋屋敷に相応しく圧倒的な規模である。


一覧のページに戻る