石橋忍月生家
Ningetsu Ishibashi



 
【石橋忍月文学資料館】
県文化財・大隈邸内に所在する当建物は、黒木町湯辺田にあった石橋忍月(1865-1926 本名・友吉)の生家を移築、復元し、平成5年4月に開館しました。
忍月は幼少期、「黒木大藤」近くの開校間もない黒木小学校に通いながら、黒木塾(宿主・江碕清)にも学び、やがて上京して帝国大学(現・東京大学)に進学し、その学生時代に先駆的な文芸評論を開始し、森鴎外との「舞姫論争」で初期の明治文壇に華々しい活躍をしました。
のち、東京・金沢・長崎などに移り住み、やや文学から離れて内務省官僚・判事・県会議員などを経て長崎で生涯を綴じました。忍月の近代日本文芸評論の開拓者としての評価は、近年ますます高まりつつあります。同じく文芸評論家として文化勲章を受賞した山本健吉(1907-1988)は本名を石橋貞吉と称し、忍月の3男である。【現地案内看板より(一部改編)】




 

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