武市半平太旧宅
Takechi



 
国指定史跡 (昭和11年9月3日指定)
高知県高知市仁井田吹井3021
建築年代/
用途区分/郷士
指定範囲/主屋・墓所
公開状況/非公開
武市半平太は云わずと知れた幕末維新の英傑である。土佐勤王党の首領として藩内における勤王攘夷を主導したことで知られるが、志半端で佐幕的思想の前藩主・山内容堂に疎まれ投獄、切腹を命じられた。享年37歳、さぞかし無念であったに違いない。住宅は高知城下から南東10km程の田園地帯に在り、彼が城下の新田田渕に移住して剣道場を開設する22歳までを過ごした生家である。県道東方の山麓の高台に屋敷はあり、郷士階級ながら上士扱いとなる白札という身分に相応しい風情である。




 

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