旧掛橋和泉旧宅
Kakehashi Izumi



梼原町指定文化財
高知県高岡郡梼原町梼原1532 (移築)
旧所在地・高知県高岡郡梼原町梼原1537
建築年代/江戸末期
用途区分/社家
指定範囲/主屋
公開状況/公開

県中西部の梼原町は須崎と愛媛県の大洲を結ぶ国道197号沿線に在る山間集落である。幕末に坂本龍馬が土佐を脱藩する際に当地を経由して伊予・長浜に至ったことから「脱藩の道」として維新の志士愛好家達には夙に知られる場所でもある。さて維新の志士の1人として名を残す掛橋和泉は幕末に三島神社の社家に生まれ、勤王の志を抱きながらも家を捨てきれず27歳という若さで自害した人物。住宅は山間地の建物としては大振りで、座敷の奥には「神の間」を設けるなど社家住宅らしい特徴を持つ。
 

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