近藤篤山旧宅 ![]() |
愛媛県指定史跡 (昭和24年9月17日指定) 愛媛県西条市小松町新屋敷甲3069 建築年代/江戸末期 用途区分/朱子学者 残存建物/正門・塀・書斎 公開状況/公開 近藤篤山について 「伊予聖人」と称えられた江戸時代の儒学者。明和3年(1766)に宇摩郡小林村(現・四国中央市土居町)の高橋家に生まれ、名は春崧、通称高太郎、篤山はその号である。天明8年(1788)に大坂で伊予川之江出身で寛政3博士の1人と称された儒学者・尾藤二洲に入門。寛政6年(1794)に江戸の昌平黌で学び、享和3年(1803)に小松藩に招かれ、藩校「養正館」の教授となる。文化3年(1806)に現在に残る屋敷に移り住み、弘化3年(1846)に没するまでの40年間をここで過ごした。天保年間に建てられた表門も現存し、書斎も往時のままに残されている。 |