加藤家住宅 Katou |
登録有形文化財 (平成19年7月31日登録) 愛媛県大洲市大洲字三ノ丸848-1 建築年代/大正14年(1925) 用途区分/旧藩主邸宅 登録範囲/主屋 公開状況/公開 県南部の大洲は加藤家6万石の城下町である。城址には復元ながら木造の天守閣が建ち、周辺には往時からの櫓が点在している。大洲高校の東に残る三ノ丸南隅櫓も明和3年(1766)に建築されたもので国重文に指定されている。当住宅はこの南隅櫓を屋敷内に取り込む形で外堀跡の石垣上に建つ旧藩主の邸宅で、維新後に東京に強制的に移住させられていた旧藩主家が大正14年に帰郷して自らの住宅として建てたものである。桁行12間、梁間10間の寄棟造、木造2階建。 |