村尾家住宅
Murao



登録有形文化財 (平成15年3月18日登録)
香川県高松市西植田町清定3186
建築年代/天保13年(1842)
用途区分/農家(庄屋)
登録範囲/主屋・長屋門・南土蔵・北土蔵・納屋・石垣
公開状況/非公開 (仏料理店として営業中)

高松市中心部から南方へ12km程の郊外に所在する旧庄屋屋敷である。ちょうど讃岐地方独特の溜池が点在する平野部が終り、阿讃山脈に差し掛かる丘陵上に広大な屋敷を構え、精緻に組まれた切込ハギの石垣の上に長大な長屋門を構える屋敷は、まるで砦のような風情である。長屋門から主屋までの距離が尋常でなく、四国の民家の前庭としては最大級の面積を誇るものではないだろうか。主屋も四周に下屋を大きく張り出す讃岐地方特有の四方蓋造で、桁行21mの大規模な建物である。



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