山田家住宅
Yamada



山口県指定文化財 (昭和41年6月10日)
山口県周南市湯野4202-2 (移築)
建築年代/元禄年間
用途区分/在郷武家(萩藩重臣の家臣・物見役)
指定範囲/主屋
公開状況/公開

徳山と防府のちょうど中間辺りの国道2号線沿いに戸田という町場がある。宿場町的な雰囲気を残す小集落であるが、当住宅はこの集落の入口付近に建っていた在郷武家住宅である。現在は戸田から北へ2kmばかり奥に入った湯野温泉郷に移築されている。藩政期において付近一帯は長州藩毛利家の重臣であった堅田家(寄組筆頭・録高6126石)の私領地で、当家はその家臣であった。住宅は江戸初期建築の古い建物と推測されているが、昭和40年の移築保存時に規模が6割程に減じられている。
 




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