常盤公園内民家



無指定・公開
山口県宇部市野中3丁目
建築年代/不詳
用途区分/農家
公開状況/公開 【憩の家】
宇部市東部の人工湖・常盤湖を中心に整備された常盤公園内に所在する農家建築である。現在、総合公園として市民に親しまれている常盤公園の歴史は古く、元禄11年(1698)に灌漑溜池として開削された常盤湖の周辺地を石炭採掘業で財を成した渡辺幸吉翁(宇部興産創業者)が買収し地元に寄付、大正14年(1925)に公園として開設されたものである。住宅は公園西入口近くにある牡丹園の敷地内に移設されているが、由緒来歴等は残念ながら全く不明である。時代的にさほど遡れる建物ではないと思われるが、由緒・来歴ぐらいは解説書きして欲しいものである。




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